「投資ってなんか怖い…」
「損したくないし…」
そんなあなたにこそ、声を大にして言いたい。
投資が怖い人ほど、早くNISAで積立投資を始めた方がいいです。
世の中には、『投資=ギャンブル』と勘違いしてる人が多すぎます。
実際は、仕組みとルールを整えれば、投資ほど「放置で増える」仕組みはないんです。
筆者もかつては、投資で損するリスクを大げさに捉えていました。
でも、月3万円の積立から始めて7年経った今では、「あのときやっておいてよかった…」と思っています。
この記事では、「怖くてなかなか投資を始められない人」が、
安心して一歩を踏み出せる理由と手段(=NISA)を解説します。
- 投資が怖いと感じる人の“怖さの正体”とその正しい対処法
- 初心者でも安心して始められる「NISA」の仕組み
- 投資の不安をなくすコツと、実際にやるべきステップ
- 「やらない損」を避けるために、今すぐ始めるべき理由
1. 投資が怖いのは“知らない”から

「投資ってなんか怖い」「株ってギャンブルでしょ」
──そう思ってる人、まだまだ多いですよね。
でもその“怖さ”、実はほとんどが「無知が生む妄想」です。
ほとんどの人が「投資=ギャンブル」のイメージを持っている
ニュースで取り上げられるのは「暴落」「損失」「〇億円の含み損」ばかり。
だから自然と、「投資=危ない」「運ゲー」「やったら負け」って思い込むんです。
実際には、投資にも“やり方”があります。
ルール無視で突っ込むから痛い目にあうだけで、
仕組みを理解してコツコツ積み上げれば、長期では負けにくいゲームなんです。

引用:https://jp.investing.com/indices/us-spx-500-chart
こちらのチャートを見てわかるように、1971年から現在まで、ずっと右肩上がりです。
1年や5年といった短期目線で見たら下がっている期間もありますが、
20年30年といった長期目線で見ると、暴落を乗り越えてそれ以上に上がっています。
知らないからこそ、損するリスクだけが大きく見える
人間って、「よく知らないもの」ほど怖く見える生き物。
それが投資にも当てはまります。
- 株って毎日見ないといけないんでしょ?
- 失敗したら人生終わるんじゃ…?
- 詐欺とか多そうだし…
……はい、全部イメージ先行の誤解です。
実際に筆者が始めたときは、月1万円からの積立。
証券口座のアプリなんて、月1回見るか見ないか。
なのに7年でしっかり資産が増えてる。
大事なのは、「怖がる前に、まず小さく試すこと」。
そうすれば、投資は“やらない方がリスク”だと気づきます。

2. 積立NISAは初心者でも安心できる仕組み
「投資初心者でも大丈夫な方法なんてあるの?」
そう思ったあなたにこそ知ってほしいのが、NISAという制度。(特に積み立て投資枠)
これはもう、投資ビビり専用と言ってもいいくらい、安全設計されています。
自動で積み立てるだけでOK
NISAの最大の魅力は、「勝手に積み立ててくれること」。
毎月1万円とか、あなたが決めた金額を、証券口座が自動で積立してくれます。
チャートを眺める必要もなければ、売買のタイミングを考える必要もなし。
設定さえしておけば、あとは完全放置でOK。
手数料が低く、金融庁お墨付きの投資信託だけに絞られている
NISAの積み立て投資枠で買えるのは、金融庁が「これなら初心者も大丈夫」と認めた商品だけ。
手数料が高すぎるボッタクリ商品や、怪しい海外ファンドは除外済み。
つまり、初心者が変な商品に引っかかるリスクが激減してるんです。
※積み立て投資枠とは別に、成長投資枠というものがあります。こちらは中上級者向けなので今回は説明しません。
「とりあえずこの中から選べば、大失敗はしない」というラインナップ。
国のお墨付きです。

まあ、そもそも国を信用していいのかっていう問題は別にありますが
損しても“すぐ辞めない”のが重要



「でもマイナスになることもあるんでしょ?」
──はい、短期的には普通にあります。
でも、それでやめちゃう人が一番損してます。
積立NISAは“20年かけて育てる”前提の制度。
上述した通り、短期的な目線で見ると暴落してマイナスになる時期もあります。ですが長期的目線で見ると、その暴落を乗り越えて、さらに上がっているというのが過去の事実です。



過去の事実はそうですが、例えば「今後20年間でアメリカが消滅してしまうと予想している」という人は投資デビューしないほうがいいかもしれません。
筆者やNISAをやっている人達は、今後の20年間も、過去と同様にアメリカを筆頭に経済が成長していくだろうと信じて、投資をしているということです。
最初はマイナスでも、時間を味方につければプラスに転じることが多いです。
途中でビビってやめるのは、
せっかく育ち始めた植物を「根っこ生えてないし」って引っこ抜くようなもんです。
3. 投資の“怖さ”を消すには「金額」と「仕組み」で調整すべき


投資が怖いのって、「いきなり大金を突っ込む」とか「失敗したら終わり」みたいな
極端なイメージが先行してるからです。
でも実際は、小さく始めて、自動化して、忘れるくらいがちょうどいいんです。
月1万円以下でもOK、生活に影響が出ない金額でやる
投資って聞くと「最低でも月3万とか5万必要なのでは…」って思うかもしれませんが、
月1,000円から、一部の金融機関では月100円からでもスタートできます。
筆者は最初、月1万円でした。(すぐに月3万円に増額しましたが)
無理せず、毎月の飲み会2回減らせば捻出できる金額です。
生活に響かない範囲でスタートすることで、
「損したらどうしよう」という不安も、かなり減ります。
怖さの原因って、金額の大きさです。
だったら最初は、小さく、小さく、が正解。
自動積立で“触らない仕組み”を作るのがポイント
投資初心者が陥りがちなのが「毎日評価額を見てしまう病」。
──これ、やればやるほどメンタルが削られます。
だから最初から、「見ない前提」で設計するのがコツ。
- 毎月の積立日を決める
- 引き落としは給料日に合わせる
- アプリ通知は全部オフにする
こうすれば、勝手にお金が投資信託に流れ、勝手に育ってくれます。
まさに“放置できる仕組み”。
投資って、触るから怖くなるんです。
最初は、「忘れてるくらいがちょうどいい」って覚えておいてください。
4. 投資を先延ばしにすると、取り返しがつかない差が生まれる
「タイミングを見てから始めようかな…」
「来月からでもいいか…」
──その先延ばし癖、投資においては致命傷です。
なぜなら、投資は「早く始めた人」がほぼ勝つゲームだからです。


出典:バートン・マルキール, ウォール街のランダム・ウォーカー
上記の図は米国株の場合の話ですが、15年以上保有していれば、全員がプラスになっているということを示しています。
複利の効果は「早く始めた人」が勝つ
積立投資の最大の武器は、複利の力。
つまり、増えた分にさらに利益がついて、どんどん加速する仕組みです。
たった10年の違いで、資産は2倍以上の差になります。
これが複利の魔力。
時間こそが最強の武器なのに、それを自分で削ってるのが「先延ばし」なんです。
「いつかやる」は、だいたいやらない
そして現実。
「そのうち投資始めようと思ってるんだよね」って人は、
5年後もたぶん、同じこと言ってます。
投資に限らず、「いつかやる」は9割やりません。
行動する人としない人の差は、「始めるタイミング」で一生変わります。
だから今、あなたがやるべきことは「調べる」ことじゃなくて、
「少額でも、設定してみること」です。
- 楽天証券
→筆者がメインで使ってる証券口座。なんとなく使いやすい - SBI証券
→一応サブで持ってる口座。
証券口座の開設するなら、ポイントサイト経由がおすすめ




例えばハピタスなら、楽天証券なら12,000円分。
SBI証券なら少し条件がありますが、26,000円分のポイントが貰えちゃいます。
もしよければこちらからどうぞ。


まとめ:怖い人こそ“優しい投資”を先に仕組み化すべき
「投資が怖い」「損するかも」──わかります。
でも実は、その“怖がってる人”にこそ、積立NISAってピッタリなんです。
なぜなら、積立NISAは「ビビりでも続けられる仕組み」が最初から組み込まれてるから。
- 金額は月1,000円からでOK
- 放置で育つ仕組みが整っている
- 金融庁が商品を厳選してくれてる
- 損しても「すぐ辞めない」ことが前提の制度
これって、最初の一歩が怖い人への救済策なんですよ。
投資って「才能」でも「知識量」でもなく、
結局は習慣と仕組みなんです。
毎月、自動で、無理なく。
このスタイルが作れたら、あとは気づいたら資産が育ってるという未来が待ってます。
「怖いからやらない」じゃなくて、
「怖いからこそ、今すぐ始めて慣れる」。
それが、後悔しない投資の入り口です。